体の仕組みを理解すると、毎日が少しずつ元気になる!

ストレス社会の体調改善に、「分子栄養学」の勧め

Vol. 4 ストレスと栄養 (エーデルワイス2025年5月号掲載)

現代はインターネットやスマホで大変便利な時代になりましたが、情報過多、仕事と私生活の境界が曖昧さ、社会の変化の速さに追いつこうとする日々から、心が休まる時間はむしろ減っているように感じます。昔は飢餓や感染などの生存のストレスと戦ってきましたが、現代社会は慢性的なストレスからうつ病や不安障害が増えています。長期的なストレスは心血管系、消化器系、免疫系などあらゆる病気の原因となります。今回はストレスに強く生きるために栄養面からできる事について考えてみます。

Vol.2 炭水化物の摂り方 (エーデルワイス2025年7月号掲載)

肥満や糖尿病が増える中、ファスティングや糖質制限の健康法が20〜30年ほど前からブームとなり今では体質改善や病気予防として定着しています。一方で日本人、特に女性の低体重(BMI<18.5)は20%にも占め(先進国では5%未満)、深刻なレベルに達しています。日本では痩せていることが美しいという価値観、体重や見た目への強い圧力が根強く、それは肥満やカロリーを摂ることへの恐れや罪悪感に繋がっているように思われます。炭水化物(糖質+食物繊維)はその糖からATPというエネルギーを作り、あらゆる生命活動(脳、骨格筋、代謝など)を維持するために必要な大切な栄養素です。今回は炭水化物の取り方について考えてみたいと思います。

Vol. 1 分子栄養学とは (エーデルワイス2025年4月号掲載)

分子栄養学の英語はOrthomolecular、日本語でもそのままオーソモレキュラーとも言われています。ギリシア語の「正しい」という意味に由来するOrtho(正常な、整える)とMolecule(分子)を合わせた造語で、1968年にライナス・ポーリング博士がアメリカの権威ある科学雑誌「サイエンス」に発表した論文で初めて使われました。ポーリング博士(ノーベル化学賞、ノーベル平和賞を受賞)は、ビタミンCの研究で有名です。